熱交換器が多く使われている業種で、よくあるトラブルを記載いたしました。
下記以外の業種でももちろん対応しておりますので、何かお困りの事がございましたらお気軽にお問い合わせください。
温泉施設の場合
【問題】温泉水の温度が上がらない、以前より昇温に時間がかかる。
原因 |
① プレートに汚れが付着した事による問題
② 温熱源の温度、流量の低下 |
解決方法
① 分解洗浄(年数が3年以上経過している場合、ガスケットの交換を推奨します)
② 熱源(ボイラー)の能力不足(既存設備から新たに設備を設けたが熱源は同じ場合等)
【問題】温泉水が流れにくくなった
解決方法
分解洗浄 (年数が3年以上経過している場合、ガスケットの交換を推奨します)
工業施設の場合
【問題】冷却・加温能力の低下
解決方法
分解洗浄 (年数が3年以上経過している場合、ガスケットの交換を推奨します)
【問題】流体が漏れている
原因 |
① ガスケットの経年劣化等のよりシール性が失われ流体の漏れが発生
② プレートが腐食等による割れ、ピンホールの現象がある |
解決方法
① ガスケットの交換(交換時にプレートの洗浄を推奨します)
② プレートの交換(材質の再選定検討:流体が替わった場合)
③ 飽和蒸気を使用されている場合、急激な温度変化や、頻繁な圧力変動によりプレートに割れが生じ易くなる為、システム変更をお勧めします。
食品工場施設の場合
【問題】CIP用途でプレートが割れる
原因 |
洗浄液を蒸気加熱しており、洗浄液が凝縮しプレートに影響を与え、ピンホールが発生している。 |
解決方法
予備プレートを持ち定期的なメンテナンスを行う事を推奨いたします。
【問題】定期的なメンテナンスを行いたいが、生産ラインを止める期間が無い。
原因 |
プレート式熱交換器の生産を止める時期を事前情報として頂ければ、最適な提案を行います。 |
解決方法
数日レベルでの停止期間であれば、予備プレートとして1台分の予備を持って頂ければ、事前に洗浄、浸透探傷検査(カラーチェック)等を行い、停止期間に分解、組込を行う事が可能で、復旧する事ができます。
その他の設備、問題の場合は、個別にご回答差し上げます。